リサイクル時代の瓦礫処分

工事現場

進化した瓦礫処理選別機

建築物の解体現場では大量の瓦礫が発生します。それらの瓦礫は産業廃棄物として扱われるため、法律に従って適切に処分されなければなりません。かつての瓦礫は混合廃棄物として埋め立て処分されていた例も少なくありませんでした。現在では産業廃棄物もリサイクルを前提として回収される例が多くなっています。そのため瓦礫選別の必要性も高まっているのです。重量のある瓦礫を手作業で選別するのは困難なため、専用の重機を使って選別する方法も普及しました。近年ではそうした瓦礫選別作業をさらに効率化するため、さまざまな選別機械が開発されています。選別機械の性能も大きく進化しており、選別方法も多彩になりました。代表的な選別方式は回転式と振動式ですが、他にも比重を利用して選別する機械や風力による選別機械が活躍しています。磁力を利用して金属だけを除去する方法も見られます。回転式選別機の特徴は、大量の瓦礫を選別するのに適しているという点です。円筒形の機械が回転することにより、網を通して大きい瓦礫と小さい瓦礫とに分けられます。回転式の欠点と言われる目詰りに強いのが、金属網またはウレタン網を使った振動式選別機です。

レンタルか業務委託か

回転式選別機はもちろん、比較的小型の振動式選別機でも購入するには高額の費用がかかります。経営負担が大きくなることから、現在でも重機による瓦礫選別作業を行っている企業が少なくありません。小規模事業者では瓦礫をいまだに混合廃棄物として処分している例も多く見受けられるのです。そうした企業でも、レンタルを利用すればリーズナブルな月額料金で瓦礫選別機を使うことができます。レンタル業者では取り扱う瓦礫選別機の種類を増やしており、自社の敷地内に高性能選別システムを組むことも可能です。回転式・振動式選別機で大小の瓦礫を選別した後、磁力選別機やベルトコンベアによる手作業で種類別に分別することもできます。風力選別機は廃プラスチックや紙くず・木くずを選別するのに適しています。こうした選別作業を行なうだけの人材的余裕を持たない企業では、瓦礫選別から処理までを業務委託する方法も選択肢に入ります。その場合は選別した瓦礫を中間処理施設に持ち込む手間もかかりません。時代の流れは瓦礫と産業廃棄物のリサイクルへと大きく傾いています。レンタルにしても業務委託にしても、信頼できる業者を選ぶことで瓦礫も安心して処分できるのです。