不要物は適切に廃棄しよう

ウーマン

工業活動で出るごみの始末

工場で製品を作るために原材料を消費すると、それ以上加工できない不要物が残ります。これは産業廃棄物と呼ばれています。正確な品目は法律で定められていますが、廃油や廃プラスチックのほか、汚泥などを具体例として挙げることができます。一般の家庭ごみとは違い、これらの廃棄物は産廃処理業者に引き取ってもらわなければなりません。産廃処理を行うためには大臣の許可が必要となりますが、言い換えれば信頼性の高い業者にのみ事業が認められるということです。工場を運営する際は、必ず産廃処理にかかる費用を想定しておきましょう。資格を持つ業者に依頼して産廃処理を行うことで、環境保全に貢献できるとともに、企業のイメージアップにもつながるのです。

業者が高める環境への配慮

産廃処理はそれ自体が環境保全のために欠かせない行為ですが、事業者側もさらなる工夫に取り組んでいます。たとえば、営業車をハイブリッド車にしたり、トラックの運行経路を最短にするといったエコロジーの推進です。自治体の中には、環境に優しい取り組みを行う産廃処理業者をエキスパートとして認定するところもあります。また、効率化は工場をはじめとする顧客の側にもメリットをもたらします。集荷の24時間化がその一例です。さらに、ただ産廃処理を行うばかりではなく、リサイクルできる素材を買い取ってくれる業者も現れました。これは産廃処理に伴ってレアアースなどの希少な資源を回収することが可能になったためで、循環型社会の実現に結びつくものです。